電話とTeamsをつなぐ「Teams Direct Routing」とは
「Teams Direct Routing」とは、Microsoft TeamsとPSTN(Public Switched Telephone Network:公衆交換電話網)をつなぐことによって、Teamsと固定電話や携帯電話との直接通話を可能にする仕組みです。ただし、クラウド上のサービスであるTeamsには、拠点に紐づいた電話回線を直接収容することはできません。それを実現するのがMicrosoftの認定を受けた「セッションボーダーコントローラ(Session Border Controller:SBC)という機器で、SBCで回線を収容することでTeamsへのDirect Routing、Teamsボイス環境を実現することが可能です。
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Teams音声環境構築事例
事例1:既存PBXとの接続
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既存の電話システムとTeamsをつなぐことで、既存の電話システムを残しながら、一部の拠点やユーザー向けにTeams電話環境を構築することが可能です。
また、段階的な導入が可能ですので、一度にすべての電話環境を置き換えてしまうことが難しい場合にも適しています。
詳しくは「事例1 の詳細へ」をクリック
事例2:既存電話システムのTeamsへの入れ替え
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既存の電話システムをTeamsに入れ替えます。
公衆交換電話網(PSTN)の回線をSBCで直接収容し、Teamsでの外線、内線電話を実現します。
詳しくは、「事例2 の詳細へ」をクリック